【名義変更】【廃車】などの手続きガイド 自動車・バイクの登録について

【自動車】【バイク】の各種手続き方法

自動車の登録は車両を正式に公道で走らせるため、または一時的に使用中止するために必要な法的手続きです。登録することで車両番号が交付され、その車が合法的に運行できる状態になります。この手続きを怠ると、罰金や車両の使用停止といった厳しいペナルティが科されることがあります。本コラムでは普通車、バイクの手続きについて解説します。

目次

自動車登録に必要な書類

自動車登録の手続きには、名義変更や新規登録、廃車手続きの他にも様々な種類があり、主に下記の書類が必要となります。

  1. 自動車検査証等(移転登録場合:自動車検査証、新規登録の場合:完成検査終了証や一時抹消登録証明書等)
  2. 自賠責保険証(新規登録の場合)
  3. 希望番号予約済証(希望番号がある場合)
  4. 重量税納付書(新規登録の場合)
  5. 手数料納付書
  6. 譲渡証明書(旧所有者の実印を押印)
  7. 印鑑証明書(新旧の所有者のもの)
  8. 委任状(新旧の所有者の実印を押印)
  9. 使用者の住所を証する書面(個人の場合:住民票や印鑑証明書、法人の場合:登記事項証明書や印鑑証明書)
  10. 自動車保管場所証明書(車庫証明)
  11. 申請書(登録内容により異なる様式)
  12. 自動車税申告書

上記の書類は一つでも欠けると手続きが完了しません。さらに、書類の準備にはそれぞれの発行元・交付元への申請・受領が必要であり、その過程での待ち時間や手数料も発生します。

自動車登録の手続きの流れ

STEP

書類の準備・申請書の記入

前述の書類をすべて揃える必要があります。数日から一か月程度かかることもあり、発行した書類の有効期間もあります。
自動車登録の申請書を正確に記入しなければなりません。記入ミスがあると再提出を求められます。

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登録・検査手数料の支払い

登録種類により金額は異なり手数料納付書に【登録印紙】を貼付することで支払います。登録印紙は運輸支局内の販売所、隣接する交通会館内の販売所で購入することができます。

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運輸支局への提出

すべての書類を運輸支局の窓口に提出し審査を受けます。この過程で平日の限られた時間帯に足を運ぶ必要があります。
窓口の混雑具合により変わりますが、申請にミスがなければ20分から1時間程度で新しい車検証などが交付されます。

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自動車税の申告と納付

交付された書類をもって交通会館内にある県税事務所で自動車税の申告と納付をします。運輸支局内には銀行や郵便局のATMはないので、あらかじめ納付する税金を準備しておくことが必要です。

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ナンバープレートの交付

自動車税の申告・納付が済んだら、交通会館内ナンバープレート交付窓口で代金を支払い、ナンバープレートを受け取ります。ナンバープレートの交付窓口は11:45から13:00までは休み時間となるので注意が必要です。

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ナンバープレートの取付けと封印

自分で車両を持ち込んで手続きをする場合は、運輸支局内の封印取付場に駐車した車両に自分でナンバープレートを取付け、職員に後面のナンバープレートに封印を施封してもらいます。職員のかたが来るまでにも混雑具合により時間がかかります。

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手続き完了

これですべての手続きが終わりです。スムーズに進めば1時間程度で済みますが、時間帯や時期、その日の混雑によっては半日かかる場合もあります。

手続きは時間も労力もかかります

自動車登録は書類の多さや準備の手間だけでなく、運輸支局や隣接する交通会館での手続きにも時間と労力を要します。運輸支局は平日の限られた時間しか受け付けておらず、仕事を休んで手続きを行わなければならないことが多いです。また、提出する書類に不備があった場合、その日のうちに手続きが終わらないことも考えられ、さらに時間と手間がかかります。

行政書士に依頼する利点

このように、煩雑で時間がかかる自動車登録の手続きを専門家である行政書士に依頼することで、以下のようなメリットがあります:

  1. 時間と労力の節約:書類の準備や運輸支局・県税事務所での手続きを代行してもらえるため、自分で行う場合と比べて大幅に時間と労力を節約できます。
  2. 専門知識による確実な手続き:行政書士は自動車登録に関する専門知識を持っているため、書類の不備や手続きミスがなく、スムーズに登録を完了できます。
  3. 柔軟な対応:平日の仕事で忙しい方でも、行政書士に依頼することで休日や夜間に相談ができます。
  4. 安心感:初めての自動車購入や登録手続きに不安を感じる方でも、プロに任せることで安心して手続きを進められます。
  5. 利便性:行政書士だけができる出張封印サービスを利用すれば、劇的に手続きが軽減できます。詳しくはあらためてコラムで紹介します

まとめ

自動車を購入した後の登録手続きは、思っている以上に煩雑で時間がかかるものです。特に、平日の限られた時間にしか手続きができないため、忙しい現代人にとっては大きな負担となります。そんな時、行政書士に依頼することで、手続きのストレスを大幅に軽減し、確実に登録を完了させることができます。自動車の購入後は、ぜひ行政書士の活用を検討してみてください。あなたの新しい車生活がスムーズに始まるよう、専門家の力を借りることをお勧めします。


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この記事を書いた人

Kentaro Oikawaのアバター Kentaro Oikawa 行政書士

K-TEC行政書士事務所 行政書士 及川憲太郎
K-TEC→ケーテックと読みます。事務所名は前職の屋号から
2024年に行政書士登録
行政書士として日々の業務に取り組む傍ら、コラムでは皆さまに役立つ情報を発信しています。どんなことでも気軽にお読みください!

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